チネイザン=氣内臓セラピーとは?

チネイザン(別名、氣内臓療法)は、古代中国で発祥した気功療法の一つです。

腹部に、直接触れながら、胃や肝臓をはじめ、皮膚や骨なども含めたすべての臓器に働きかけます。

表面的的で一時的なマッサージとは異なり、もっと深く慎重に、おなかと同調しながら向き合うのがチネイザンです。

【チネイザンは愛のエネルギー】とも言われており、手のひらを通して、エネルギーワークを行います。

東洋医学では、臓器にはさまざまな感情が宿り、臓器と心は密接につながっている、と考えられています。

近年の心理学などでも同じ考え方をします。

例えば、肝臓は怒り、腎臓は恐怖、肺は憂うつなどと繋がっています。ネガティブな感情だけではなく、肝臓は優しさ、心臓は喜び、脾臓はおおらかさなど、ポジティブな感情ともつながっています。

臓器に宿った感情には、社会生活を送るうちに押さえ込んでしまった感情も多く、心や魂の叫びが隠れていることがあります。それらを解き放つことで初めて、人は自分を深く見直せることができます。

その手助けをするのが、チネイザンです。

臓器に宿った感情と一緒に、体と心、魂に眠る力を引き出します。

おへそから始まって、おなかを中心にタッチしていきますが、陰陽五行思想をベースに身体全体を扱っていきます。

大腸、小腸、肝臓、腎臓、膵臓、脾臓、心臓、肺、卵巣、皮膚、筋膜、骨などにもアプローチしていきます。

臓器は生まれてからずっと休みなく働き続け、私たちを支えてくれています。

感謝の気持ちを持って、臓器たちの声に耳を傾けて、労ってあげてみませんか?

おへそは、ひとの真ん中

ひとのおへそは、出生した役割はないと言われています。母親のお腹の中にいた時は、へその緒で胎盤に繋がり酸素や栄養をもらって発育していました。

つまり、ライフラインそのものがおへそです。

おへそから私たちの身体は形作られてきたとも言えます。

チネイザンでおこなうおへそ周りの丁寧なタッチは、全身につながる生命の根本にゆらぎをかけています。

だからこそ、普段あまり触ることのないおへそへのタッチだけでも、様々な効果が現れたり、昔のことを思い出すなどの感情が湧き出たりすることも珍しくありません。

身体と心は一体

チネイザンは、身体の深いところから内臓に働きかけていくので、感情が湧き出てきたり、考えに変化があったりすることはごく自然なことです。

反応が数日に現れる、あるいは、数日間続くこともあるかもしれません。

慌てず、自分の心の深いところに耳を傾けてみてください。


ペースや回数について

1回だけでも効果や変化を感じて頂くことはできますが、不調は昨日・今日でできるものではありません。

長年の積み重ねで出ている症状ですので、数回、もしくは定期的なケアで体質改善をお勧めします。

最初の1回で効果を感じる方もいらっしゃれば、多くの方が3回目以降から体やこころ(気持ち)が変わってきているというご感想を下さいます。


初めての方は5回続けてお受けになることをお勧めしています。なぜなら5回のセッションで基本的な部分(大腸、小腸、脾臓、肝臓、腎臓、心臓、肺など)への施術が網羅され、全体のバランスが整ってくるからです。2~3ヶ月で5回お受けいただくのが理想的です。その後は、ご自身の体調や生活リズムに合わせて月に1回ほどのケアをされるといいでしょう。

こんな時は受けても大丈夫?

*食後 ‥‥ お腹をもみますので、お食事は軽めに1~2時間前までにお済ませ下さい。


*お腹が痛い ‥‥お腹が痛い時はあまりオススメはできませんが、下痢でお腹が痛い方がチネイザンを受けてリラックスし、腹痛が治まったということもありますので、ご自身が不快でなければ施術可能です。


*生理中 ‥‥ お腹に痛みがなければ受けて頂いて大丈夫です。ただ、上記のようなケースもありますので、生理痛が治まる場合もあります。ご自身が不快でなければ施術可能です。


*出産後 ‥‥ 産後の状態が良好でしたら1ヶ月後以降で施術可能です。帝王切開の場合はご相談下さい。 

その他気になることがございましたら、お気軽にお問合せフォームよりご質問ください。

注意事項

チネイザンは医療行為に代わるものではありません。

妊娠中、妊娠の可能性のある方、腹部大動脈瘤、卵巣嚢腫、悪性腫瘍など、その他重度な疾患がある方

ペースメーカー、子宮内避妊用具をつけていらっしゃる方、一年以内に手術をされた方、現在治療中の病気のある方

は、事前にかかりつけの医師にご相談下さい。

また病状によってはお受けできないこともあります。

その場合は、お身体に触れずに行える カラーセラピー をご検討ください。